もしドリ 9話 反響があって集客できるホームページとは

不動産会社のホームページを見極め方

社長の黄田川から不動産会社訪問の許可が降りた黄田川不動産の従業員の3人は月曜日の朝から不動産会社のホームページを閲覧していた。

反響があって集客できているホームページを探すのに何を基準に探すかで3人は悩んでいた。
知り合いの不動産会社や「地域名 不動産会社」などで検索をしてみたものの分からなかった。

にぎやかなホームページ。

手作り感あふれるホームページ。

実際はいないだろうと思われる女性が招いているホームページ。

会社概要やアクセスマップがないホームページ。

様々だ。



「いっけん賑やかだけど、そう言う問題じゃないんですよね。今まで気づかなかったけど」と青山が言うと。

不動産会社の目線じゃなくてお客さんの目線が大切よね。

物件の最終更新日とかもチェックしましょう。

とにかく各自10社はピックアップしましょう」と葉子は2人に言った。

元気な不動産会社のホームページとは

2時間後、2人は葉子のパソコンの周りに集まって探してきた。

各自が探してきたホームページを皆んなで出し合い話し合った。


「むずかしいですね。ブログを毎日書いている会社はヤル気を感じますね。

facebookは人間性が分かるとか」白井が口火を切った。

「物件写真の枚数や紹介文、それとホームページの更新日は評価対象ですね」と葉子は言う。

「要は自分がお客さんとして行きたい会社かどうかですよね。

写真が多くて、キレイだと意気込みを感じますね。

紹介文は丁寧な説明で物件の長所だけでなく短所も記載されているようなホームページは好感が持てます」と青山。

青山は自分なりのホームページの基準を言った。

腕を組んだり、髪の毛をいじったり天井を見上げたりしているが真剣に探している。


そして基準なるモノサシを作った。
・取扱いエリアが一目で分かるモノ
・物件写真が1物件30枚以上
・写真がキレイなこと
・紹介文がキチンと文章で書かれていること
・物件名と住所や地図表示されている
・物件情報が毎日更新されていること
・会社概要、アクセスマップ、スタッフ紹介があること
・スタッフ紹介に所有資格(宅建主任等)があること
・スタッフブログがあり更新されていること

そして基準を満たし訪問してみたい会社が9社ほど選んだ。

翌日から電話を掛けることになった。

不動産会社に訪問のアポ取り

「当社でもそちら様のようなホームページを運営したいと思っています。

よろしければ訪問させていただいて、注意点やご苦労されていることなど活用方法をお聞かせいただきたいのですが」と翌日、皆んなで分担を決めて電話をかけた。


不動産会社訪問のための電話は多少なりとも不安はあったが意外にすんなり話は聞いてくれた。

そこは同業者のよしみということなのだろうか?。

毎日のことではないので物件確認のような面倒に思う気持ちはなかった。


結局9社中5社に訪問する相手方と都合が合い訪問日時が決まった。

そして、いよいよ明後日の木曜日から3日間かけて訪問することになった。

予定の3週間が1週間で終わらせることができた。

皆んなのヤル気が伝わって来た。


ここでも
「いかにして問題をとくか」と「1分間エンパワーメント」が役立っている。

不動産会社への質問事項

訪問して聞く内容は予め社内で決めた。
1)操作運営する人数
2)物件登録数
3)物件取扱エリア
4)取扱エリアの対象人口
5)1物件平均写真枚数
6)1物件説明文文字数
7)接客はどのようにしているか
8)※平均反響数(月)
9)※成約数(月)
10)ポータルサイト活用状況
11)ポータルサイトの反響数
12)SNS利用情報
13)システム操作性
14)システム会社のサポート
15)運用で苦労していること

小さな不動産屋さん応援隊 隊長の中野参上


不動産会社訪問するといろいろなことが学べます。

本来なら事前のアポもなく飛び込むのが一番いいかも知れません。

でも相手の都合もありますので連絡して訪問するのが常識ですね。

明後日からどうなるか楽しみですね。

もしドリ1のバックナンバーはこちらです

SHARE

About ドリームワン

    Blogger Comment
    Facebook Comment

0 コメント:

コメントを投稿